寿司
珍しく取引先の人に寿司をご馳走になる。
この年になっても、寿司など食いつけるものではなく、緊張してしまう。
まぁ接待の対象は上司なので、私はおまけだ。気負うこともない。とりあえずニコニコしていた。
取引先の人は結構な寿司通らしく、色々と教えていただいた。
「玉子焼きを食べると、その店の玉子焼きの味がわかる」 「寿司は味の淡白なものから味が強いものを食べていく。だから最初は空気を食べて、最後は醤油を飲む。寿司屋に来て深呼吸して醤油だけ飲んで帰るやつがいたら相当の通だな。」
寿司に詳しいというのはカッコいいものだ。私も寿司に詳しくなって、四不像に寿司の薀蓄を傾けてみたい。
四不像は、中国に生息するシカの一種で、シカのような角をもちながらシカでなく、ウシのような蹄をもちながらウシでなく、ウマのような顔でありながらウマでない。ロバのような尾をもちながらロバでない珍妙な生き物である。