帝王曰く
晴天。より秋めいてきた。
夕方、西の空より再びシューマッハ飛来。数匹のアキアカネを引き連れて帝王の風情。
シューマッハ、宙を漂って曰く「兄サン、来年 ハ 赤ギ流 来ルヨ。赤道ギニア ノ スター ダヨ」
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晴天。より秋めいてきた。
夕方、西の空より再びシューマッハ飛来。数匹のアキアカネを引き連れて帝王の風情。
シューマッハ、宙を漂って曰く「兄サン、来年 ハ 赤ギ流 来ルヨ。赤道ギニア ノ スター ダヨ」
晴れ。朝から涼しい。
未開封の牛乳パックの中に大量のコンビーフの金具が入っている。22世紀からの復讐か。
振り返ればシューマッハがおにぎりを盗み食い。塩をまいて追い払う。
飛んで逃げられた。シューマッハの羽根はやはり赤い。遠目には凶鳥の風情。
部屋でコンビーフを並べている最中に時震。
缶の横についている開けるための小さな金具だけが22世紀の未来に飛んで行った。
道すがら、写真を焼き捨てる青年がいた。
「何故、写真を焼いているのですか」と問うと、
「邪神が写っている」との答え、
写真を見てみると植物や木々の写真が多い。
「それは植物の写真ではないのですか?」とさらに問うと、
「いえ、邪神パープルフリンジです。デジタルカメラに巣食う悪魔なのです」と主張する。
彼曰く、パープルフリンジはデジタル時代になって現れた邪神で、アナログの心を忘れた人間を食い物にするという。
古来より日本に八百万の神ありと言う。邪神パープルフリンジがいても良しと思い、その場を立ち去る。
通勤電車には遅れた。
選挙結果を書き忘れたので補記。
プロパン新党は3つの夢議席と、2つの幻議席を確保した。
夢議席も幻議席も椅子が無いので議員は空気椅子でこらえるか、所在なさげに立っているしかないのが問題だが、大した問題でないだろう。
後、衆議院には鮫議席があって、議員は鮫に乗り続けなければいけないことが法律によって定められている。今回の選挙では空白となっているが、鮫議席は品川に出来た水族館に確保されている。
早朝、東の空より、巨大な白いギター来る。
この世に呪詛を撒き散らすような不吉な音を奏でつつ、西の米軍基地のほうへ飛び去る。
これは面白いことになりそうだとほそく笑み、テレビをつけるも昨日の選挙結果報道。各局、民主党岡田代表の赤く染めた髪と青いコンタクトを茶化す内容ばかり。
落胆してウクレレを弾く。Cコードのみ。
小雨。山間より笑い声の混ざる読経が聞こえる。
午後、選挙で投票所に赴く。
投票箱がシュレッダーのような音を響かせているが気にせず投票。
比例の投票箱の方からは「腹減った」との呟き声。
自民圧勝。
テレビの討論番組では、自民党の議員同士がお互いの眼鏡の良し悪しについて議論を白熱させている。
勝者の余裕か。
朝より風強し。午後、来客あり。
面識の無い身なりの良い初老の男。
「何の御用ですか」
チェーン越しに応対。
「貴方にこれを差し上げましょう」
差し出したのは一枚の紙
「これはなんですか?」
「紙です。人情紙の如しという成句がありますね。これがその紙ですよ。これを貴方に差し上げます。」
男は紙を私に渡すと去っていった。
DSCF5003
紙一枚とはいえ捨てにくい。
監督 ティム・ストーリー
製作総指揮 スタン・リー
脚本 マイケル・フランス、サイモン・キンバーグ、マーク・フロスト
原作 ジャック・カービー、スタン・リー
音楽 ジョン・オットマン
出演 リード・リヤーズ、ベン・グリム、スーザン・ストーム、ジョニー・ストーム、ヴィクター・フォン・ドゥーム、アリシア・マスターズ
アメリカ人気コミックの映画化
フォーとはベトナムの代表的な麺のこと。米粉から作られた麺で、コシはなく、きしめんのように平たい。
そのフォーが超自然的な力を持ってしまい、それを食べた人間達が繰り広げるSF(?)っぽい映画。
フォーの超自然的な力っていうのがかなりすごくて
1.一口食べれば腹痛を起こし、死ぬまでその痛みが続くペイン・フォー 2.食べた人間は磁石の味がわかるようになる、マグネット・フォー 3.食べた人間がハリウッド映画を見ると爆発するようになる、エクスプロージョン・フォー 4.食べた人間が突如としてブルゴーニュ地方のブドウ畑に埋められる、ワイン・フォー
これをニューヨークのベトナム料理店で食べた4人の男女が、正常な生活を取り戻そうとするかたちで物語りは進む。これだけバラバラの超常現象が一本に繋がっていくラストは圧巻。
オススメ度:★★★☆
衆議院選挙を控え、投票すべき人物を決めるため、山野を彷徨う。
静謐な聖地にて「我を、国を導く人を示し給え」と祈りをささげるや、周囲にプロパンガスの匂いが立ち込める。
驚いて逃げ帰る。
政党名はプロパン新党。候補者名はC3H8と決める。
出勤時、近所のおばさんとカキ氷納めの話をする。
カキ氷納めのカキ氷にかけられていたシロップはブルーハワイではなく硫酸銅らしい、毎年、納めたカキ氷を狙って忍び入る不埒な輩がいるための措置というが、硫酸銅といえば強力な嘔吐剤、少しやりすぎではないか。境内も汚れるだろう。
見るのが怖いので視線を神社からそらしながら出勤する。
すっぱい匂いがするが気にしないでペダルを踏む
夕方になっても残暑厳しい。
神社でかき氷納めをやっていた。すでに氏子はかき氷を食べ終わり、御輿ほどのかき氷が納めるところであった。
夜半には全て溶けるだろう。
そう思うと少々もったいない。シロップはブルーハワイだった。定番である。