コオロギ相撲
朝、NHKの報道番組でコオロギ相撲をやっていた。
安っぽいセーターを着たアナウンサーが、指でコオロギを次々と弾き飛ばして曰く
「ふ。ふははは。これで僕、横綱ですかね?」
コオロギ相撲保存会のおじさんも不機嫌そう。
アナウンサーは調子に乗って、虫かごをひっくり返し、床に散らばったコオロギを足で踏みつけ
「弱い。弱いですよ!こいつら!」
と喜色満面。
流石に胸糞悪くなりテレビを消した。
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朝、NHKの報道番組でコオロギ相撲をやっていた。
安っぽいセーターを着たアナウンサーが、指でコオロギを次々と弾き飛ばして曰く
「ふ。ふははは。これで僕、横綱ですかね?」
コオロギ相撲保存会のおじさんも不機嫌そう。
アナウンサーは調子に乗って、虫かごをひっくり返し、床に散らばったコオロギを足で踏みつけ
「弱い。弱いですよ!こいつら!」
と喜色満面。
流石に胸糞悪くなりテレビを消した。
晴天。空気が乾燥し、喉が荒れ気味。
房総にあるロンドン忍者からくり屋敷に行った。
見た目はカントリー風の一軒家だが、中には伊賀の忍者屋敷さながらのからくりが仕込まれている。
暖炉のレンガの奥に逃げ道があったりとか。
入り口では青い目の大男が忍び装束で両手を前に構えて「ジュテーム」と呟いていた。
イギリス人かフランス人かはっきりしてほしい。
曇天。小雨ぱらつく。
坂ノ下の川べりに赤い服が落ちていた。胸には跳ね馬のシンボル。
ここらへんを飛び回っていたシューマッハの服だ。
秋を越せなかったと思うと悲しい。周囲の赤とんぼも心なしか寂しそうに見える。
つややかなアゴを拾って鞄に入れる。飛騨名物のさるぼぼを飾る台にするつもり。