インテリジェンス
私 「いずれにせよいけ好かないヤツなのです。佐藤 優という男は。元外務省役人であることを鼻にかけてイやがる」
老人「そんなことをいっちゃあいけない。彼には彼の苦しみがある」
私 「そうなのでしょうか」
老人「そうさ。彼は数分に一度『インテリジェンス』と言わなければ死んでしまう病に冒されているのさ」
私 「そんなバカな」
老人「バカなことであるものか。以前は1時間に一度だった。今は数分に一度さ。寝言でも『インテリジェンス』と発さなければならないつらさを君は想像できるかい」
私 「いいえ。しかし。」
老人「いいかい。今は数分に一度だが近い将来、数秒に1度になる。そうなれば朝から晩まで『インテリジェンス』と呟かなければならなくなるのさ。そうなれば仕舞いさ。命はもつまいよ。」
私 「彼の命は短いと?」
老人「そうだ。せめて彼の墓碑に刻んでやってくれ『インテリジェンス』の文字を。それが君の仕事だ」