【社会】中部電力が浜岡原発を天空の城に移築
中部電力は28日、浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)に設置されている5基の原発すべてを、天空の城に移築すると発表した。天空の城の探索に数億円、移築に1基あたり数十億円程度をかける。浜岡原発は従来より東海地震を起こすプレート境界が直下にあることから、耐震性が疑問視され、住民らが運転差し止めを求めて訴訟を起こしていた。
中部電力によると、原子力発電所を天空の城への建設するのはこれが世界で初めて。川口文夫社長は28日の記者会見で、「今までも十分な対策をとってきたが、いっそう安心してもらうため移築を決断した。空中であれば、十分な耐震安全性が確保できる」と説明した。天空の城が具体的にどこにあるかについては、「これから探すので詳しく言える段階にない。映画などで有名になったラピュタなどは候補地として適当だと思う」と語るにとどまった。
住民らは「天空の城がいったいどこにあるというのか。原発を移築したとして台風などによる被害はどうなるのか。少女が滅びの言葉をつぶやいただけで崩壊する危険性もあり、危険はむしろ高まっている」と反発を強めている。