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2005年03月29日

【政治】日韓首脳会談、愛・地球博で開催か

 28日、細田官房長官が記者会見で、日韓関係の悪化で開催が危ぶまれている日韓首脳会談について、「6月中に愛・地球博会場で開催することを検討している」と述べた。盧大統領が日本に対する強硬な姿勢を示して以降、日本側が日韓首脳会談についての具体的な計画について述べるのはこれが初めて。

 細田官房長官は「対決姿勢を和らげることが重要。小泉首相と盧大統領にモリゾーとキッコロの着ぐるみを着て会談してもらうことも考えている」と述べ、友好的な会談を実現したい意向を示した。モリゾーとキッコロの着ぐるみの着用に関して、小泉首相は以前より「森派だけにモリゾーに愛着を感じる」と発言していることから、モリゾーを選ぶと見られているが、設定上モリゾーの方が年長であり、キッコロの着ぐるみを盧大統領に着せることは「外交上の侮辱と受け取られかねない」(外務省関係者)ため、実現は困難と見られている。

 「モリゾーとキッコロではどちらがどちらを選んでも角が立つ。いっそのこと盧大統領に花ずきんちゃんかコスモ星丸の着ぐるみを着てもらっては」(外務省関係者)との妥協案も出ており、双方が納得する着ぐるみの選定にはまだまだ時間がかかる見通しだ。

2005年03月27日

【経済】フジテレビ株取得競争過熱

 フジテレビの株取得競争が過熱している。ライブドアが、ニッポン放送に続き、フジテレビへの買収に動く可能性があるため、フジテレビが安定株主を増やして買収されにくくする狙いで、株の購入を市場に要請したため。株購入に名乗りを上げたのは干物生産大手の丸神水産や墓石トップメーカー、ストーンモニュメントなど数社。

 丸神水産の丸神健也社長は、「かねてより干物とテレビの融合が必要だと感じていた。フジテレビ株購入をきっかけに業務提携の道筋をつけられれば」と業務提携に意欲を見せている。

 ストーンモニュメントの石綿毅代表は「テレビも墓石も人にとって欠かせないもの。その点でWin-Winの関係が築けると思う。経営参画の意思は無いが、双方にとってメリットがあれば時機を見て考えたい」と慎重な姿勢を見せている。

2005年03月21日

【社会】愛・地球博=世界初の観客ロボット公開

 日立製作所は18日、愛・地球博(愛知万博)で出展される、世界初の観客ロボット「SAKURA(サクラ)」を報道陣に公開した。SAKURAは、身長 120センチ、体重約68キロ。自動走行機能を備え、目をキラキラと輝かせながらパビリオンを歩き回り、音声合成により、さも心から感心したような声を上げることができる。この日は、報道陣のカメラに向かってピースサインを出すなどして観光客振りをアピールした。

 地球博の目標入場者数は1500万人。この目標値が達成困難であるという意見が一部から出ていたが、博覧会協会側は観客ロボットSAKURAの動員により、目標値を達成する方針。博覧会協会の牧村房雄事務総長は「入場者数が目標に達する達しないにかかわらず観客ロボットSAKURAをフルに動員し、入場者数の底上げを行いたい」と説明している。

 ロボットを来場者数に含めることについて、牧村事務総長は「21世紀の万博としてロボットを来場者に含めることは当然。世界初の試みとして誇らしく思っている」と述べ、問題が無いとの見解を明らかにし、ロボットの入場料については「検討中なのでお答えできない。ロボット割引として無料にする案もある」と述べるにとどまった。

 「ロボット優遇案はありえない。ロボット無料を認めたら、ロボットのふりをする人間が出てくるのは明らか。どうやってロボットと人間を区別するのか。入場ゲートで生命とは何かの議論が起こりかねない」(関係者)との指摘もあり、今後の混乱が予想される。

2005年03月15日

【社会】ニートから公家に NPO団体発足

 「ニート(Not in Employment, Education or Training)」と呼ばれる職を持たず学校にも通わない若者の増加が社会問題となる中、若者に短歌や蹴鞠を教え、「公家」として生活できるように支援するNPO団体「平成公家ネット」が発足した。

 同ネットの梶原 誠理事長は「公家に代表されるように、就業意識が低く、職業訓練を受けていない若者は昔からいた。近年ニートが問題視されるようになったのはあくまで社会のシステムの問題。ニートと呼ばれる若者にセーフティーネットを作ってあげたい」と話している。

 同ネットでは、今月末から公家になりたいニートを全国から募集し、無料で短歌や蹴鞠、おじゃる言葉を教える計画を立てている。梶原理事長は「俗世から距離をおき、恋を語らい、自然を詠う。公家の暮らしは21世紀の今こそ魅力的に見える。現在、日本のニートは50万人以上といわれている。その半数程度が公家になれば、日本はずいぶんと雅な感じになるはず。」と意気込みを語っている。

2005年03月09日

【社会】愛・地球博=1200年前氷づけの深草少将の展示が決定

 愛・地球博(愛知万博)に1200年前の氷漬けの深草少将が氷漬けのマンモスと共に展示されることとなった。

 深草少将は、平安時代の人物で、1200年前、当時絶世の美女と謳われた小野小町に言い寄った際、「百夜通えば、そなたと付き合おう」と言われ、無事に九十九夜通い詰めながらも、百日目の大雪で凍死したと言われている。従来の学説では謡曲が創り出した創作上の人物であるとされていたが、2004年、京都市伏見区深草の遺跡で発見された氷漬けの男性の遺体を京都大学考古学調査チームが調べたところ、服装と所持品が当時の記録と一致することから、深草少将であることが確認された。

 展示される深草少将は身長160cm程度、皮膚や毛、肉が残るなど保存状態は良いという。百夜通い達成を目前にしながら、達成できなかった無念の表情を浮かべている。

 京都大学藤島圭一助教授(考古学)「1200年前の人間の遺体が保存状態よく存在しているだけで珍しいこと。それがさらに伝説とされていた人間の遺体だったということは奇跡としか言いようが無い。小野小町に無理難題を押し付けられても、百日目で氷漬けになってもなおあ決してあきらめず現代に復活する深草少将のバイタリティーを今の日本人も見習って欲しい。」

2005年03月06日

【社会】生産者の愚痴が聞ける野菜、社会実験開始

 神奈川県横須賀市のJA辺天は3月から、農家の現実を知ってもらおうと、生産者の愚痴が聞ける野菜の流通社会実験を開始した。野菜にICタグをつけ、栽培状況と同時に日々の労働の最中に生まれる愚痴を、「コミュニケーター」を使ってICタグへ記録する。ICタグに記録された愚痴は出荷時に読み出され、サーバー上に配置、消費者はインターネットを介して、好きなときに生産者の愚痴を聞くことができる。

 愚痴の内容は農家によってさまざまだが、外国産の輸入や過当競争による価格破壊、労働の割に合わない収入、後継者問題、嫁探し、地域社会の高齢化、方針の定まらない農林水産省への恨み言などが中心となっている。

 JA辺天の営農センターセンター長の森本清彦さん「日本の農業が直面する現実は極めて厳しい。生産者の顔が見える野菜の導入で、生産者と消費者の距離は縮まったように見えて、遠くなった。生産者側が牧歌的な間違ったイメージを再生産したことによって現実から乖離してしまったためだ。奇麗事だけではない農家の現実を知って欲しい。」

2005年03月03日

【文化】チョイ善良系オヤジに熱い視線

 見た目は普通の中年オヤジ、でも、満員電車で席はすばやくゆずる、募金箱を見ると千円以上寄付する、雨に塗れた仔猫は放っておけない…そんなチョイ善良(ヨイ)系のオヤジがブームになっている。

 ブームの火付け役は雑誌「LEON」。以前はモテるオヤジ、チョイ不良(ワル)系として有名な雑誌だったが、昨年の8月号の特集で、チョイ善良(ヨイ)系オヤジを取り上げたところ反響を呼び、今では、チョイ善良(ヨイ)系の記事が中心になっている。かつてはファッション、クルマ、機械式時計を三本柱としていた同誌も、今では地域社会貢献、道徳、クォーツ時計を三本柱として、売り上げを伸ばしている。

 雑誌評論家の末次正仁さんは「今の中年の世代にはまだ消費文化や背徳的な価値観に対する後ろめたさがある。チョイ不良系よりチョイ善良系の方が受け入れられる素地が大きい。今の若い人にとっても、素朴な善良さがかえって新鮮に写っている。今後、若年層向けのチョイ善良(ヨイ)系の雑誌も出てくるのでは」と語っている。

 チョイ良い系の記事は影響力も大きい。特集「尊敬を集めるトキメキ地域清掃」が組まれた2005年1月号の発売日には、ちりとりとほうきの売り上げが急増。全国のホームセンターからちりとりとほうきが消えたという。「善良がステータスでありかつ、消費のリーダーシップを取る現象が起きている。」(末次氏)