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【映画】「エピソード3」で輪島塗に熱い視線

 十九日から全米公開されたSF映画「スター・ウォーズ」の最終作「エピソード3/シスの復讐」に輪島塗が登場したことで、輪島塗に世界的な注目が集まっている。

 「エピソード3」ではダースベーダーの黒い鎧が輪島塗であることが明かされる他、物語の随所に輪島塗やウルシが登場する。アナキン・スカイウィーカーは、単身で辺境の星ワジマに乗り込み、職人ジュサブロー=モミトに漆塗りの鎧を作ることを依頼する。また、禁断の植物ウルシを手に入れるため銀河共和国に敵対し、師匠のオビ=ワンに向かって「おれの手は痒いが、お前もウルシを塗れば痒くなる」と言い、ウルシを片手に襲い掛かる。

 パドメ(ナタリー・ポートマン)も「人は自由を殺す。漆器を金たわしで洗うかのように」呟いた後、漆の主成分がウルシオールであることを知り、絶叫して死ぬ。

 カンヌ映画祭に出席したジョージ・ルーカス監督は記者会見の席で「漆器やウルシに特別な思い入れがあるわけではないが、ダースベーダーの鎧が漆器であることは30年前から決まっていた。漆器といえばワジマ。それ以外のことは考えられなかった」とコメントしている。

映画公開後、輪島漆器組合には「輪島塗にはフォースが宿るのか」といった質問が数多く寄せられており、同組合の高島幸人さんは「突然のことで当惑している。問い合わせの多くは英語で十分対応できない。輪島塗の知名度が上がるのは歓迎だが、誤解されるのは望ましくない」と話している。

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