【社会】暴走族、テディ・ベアでメンバー水増し
今年上半期に摘発された暴走族の多くが、後部座席にテディ・ベアを乗せながら暴走行為を行っていることが、20日、警視庁のまとめで分かった。同庁のまとめによると摘発された暴走族は2万6574人で前年同期比で22%減っているが、後部座席にテディ・ベアを乗せることでメンバーの水増しを計っているケースが目立っているという。
同庁は「人間と同程度の大きなテディ・ベアを乗せることが多いが、積載の要件を満たしており、道交法では取り締まりきれない」と頭を抱えている。
先月2日、練馬区で蛇行運転をするバイクからテディ・ベアが落下し、後続のトラックが巻き込んで電信柱に衝突、運転していた会社員が重体となる事件があったことから、東京都では後部座席にぬいぐるみ類を乗せることを禁ずる条例を制定する動きがある。
しかし、同庁は「他県で同様の条例を制定したことがあったが、仏像を乗せて暴走するなど事態の改善が見られなかった例もある。ぬいぐるみより仏像の方が重く、事態の悪化を招きかねない。落下したときの仏罰も心配だ。」と慎重な見方をしている。