【科学】「蚊への無音飛行教育に成功」…大阪大
一定間隔で明滅する赤外線を用いることで、蚊に無音飛行を教えることに成功したと、大阪大学生物化学研究所の清木玉士助教授(生物学)の研究グループが発表した。蚊に教育を施した世界で始めての例として、18日の英科学誌「ネイチャー」で発表した。
蚊の羽音は数1000Hzであるが、清木助教授らは、蚊の幼虫に対して、赤外線と電気ショックを併用することで、成虫の羽根の動きをより速く振動させ、羽音を人間の可聴域を超える30000Hz以上とし、人間の耳に聞こえないようにすることに成功した。実験に用いた約8000匹のうち、3匹が無音飛行に成功したという。
清木助教授は「原理的には様々な周波数の羽音の蚊を作り出すことが可能。いずれ、蚊の羽音で交響楽を作ってみたい」と話している。