■Heritage of SSS-effect(宇宙醤油効果の遺産)/Inori E. Fox

◆雑誌、「neural development」別冊「Frontier line of the research on the somatic cell differentiation(体細胞分化研究の最前線)」掲載

 Inori E. Foxは「Heritage of SSS-effect(宇宙醤油効果の遺産)」という題で小さなエッセイを書いています。なお、Inori博士はこのエッセイではじめて宇宙醤油効果をSSS-effectと呼称しており、その後の宇宙醤油関連研究に大きな影響与えました。

 宇宙醤油効果研究者達の間では、原因タンパク質は「SSSタンパク質」と呼びますし、学会などにおいても「SSSシンポジウム」などの表現が使用されております。こ

 れは厳密には論文ではありませんので、大変興味深い写真、及びその関連部分のみを抜粋いたします。


宇宙醤油効果の解明は冷戦の勝利者になるための必須条件と考えられ、また折りからの宇宙開発の進行にともない宇宙醤油は研究者、政府関係者の注目を集めた。

 人を宇宙へ、そして醤油を宇宙へを合言葉とでもしたかのように次々と打ち上げられる宇宙ロケットには、もはや人と醤油はつきものであった。地球帰還船のほとんどが醤油で占められており、宇宙飛行士があまりの醤油臭さに参ってしまうこともままあった。かずかずの努力により、地上にもたらされる宇宙醤油の量は少しずつ増えていった。

 かくして、70年代初頭は米ソは競って宇宙醤油効果の実践に努めた。しかし宇宙醤油は手に入れ難い。謎を解明し地上で安価に宇宙醤油を作り出す試み、あるいは人体への大量投与が安全であるか試みるための動物実験、宇宙での醤油変質のメカニズムなど、各種の研究が行われていた。

 そのようなわけで現実に人体に使用される宇宙醤油の絶対的な量は少なかった。むしろ初期におけるソビエトの宇宙醤油飛行士の例はであった。

 しかし、謎の解明を待ち切れない軍は結果をかえりみず、宇宙醤油の使用を主張していた。そんな中であるから、ソビエトでは宇宙醤油を人体投与する実験も多く行われていたのもうなずけるのだが、それに先んじて、様々な動物に宇宙醤油を投与する実験が多数行われていた。


==宇宙醤油摂取により骨格筋が発達した牛(ルイセンコ国営農場にて撮影)==


天才醤油少女カオリの表紙に戻りっ。

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