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許せない毒物送付 会社員 宮沢 紀一(55) |
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インターネットを通じた毒物のやりとりが話題に上がっている。中でも発端となった札幌の27歳の男性が致死量の青酸カリを複数の女性に送付し、女性が自殺した事件については激しい憤りを感じる。 決定的に許せないのは、27歳男性がきっかり致死量の青酸カリを送付したことだ。ご存じない方も多いかもしれないが、致死量とはあいまいなもので、体重や体質によって大きく左右される。従って致死量の青酸カリを飲んだとしても死ねるとは限らないのだ。 毒物を注文した客は死ぬ目的で毒物を購入したのであり、それに対し、致死量ちょうどの青酸カリではその目的を果たせない可能性がある。恐らく送付した男性は、コスト削減の目的で致死量ちょうどの量を送付したのであろうが、これは、コスト重視、顧客無視の悪しき営利主義である。 このような、顧客との契約(コントラクト)を無視したビジネスは海外、ことに米国においては通用しない。米国で患者を安楽死させたことで話題となっているウィリヘルム医師は患者を安楽死させるために東京ドーム3杯分のプラスチック爆弾を用意したと言う。平成大不況と呼ばれて久しいが、このような不況下においてこそ顧客の満足を満たす健全なビジネスが大事なのではないだろうか。
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